東京都世田谷区大原1丁目にて、鉄筋コンクリート造(RC造)建物の解体工事を行いました。
本件では、住宅密集地における安全な養生作業と、大型重機の深夜搬入による作業効率の確保がポイントとなりました。
今回はその詳細をご紹介いたします。
解体工事の概要
- 工事名: 大原1丁目解体工事
- 工事場所: 東京都世田谷区大原1-61-2
- 構造: 鉄筋コンクリート造(RC造)
- 工期: 約3週間(計画〜完了)
- 主な作業内容: 養生足場組立、重機搬入、解体作業、整地処理
- 対応内容: 夜間作業対応/狭小地での重機作業/近隣対応

着工前の現地状況と施工準備
施工対象は、3階建てのRC造集合住宅で、隣接建物との距離が極めて近く、境界部は人ひとりがやっと通れるほどの狭さでした。
そのため、着工前の現地調査では「隣家との構造的な干渉がないか」「足場養生に支障がないか」を徹底的にチェック。
さらに、建物前面道路も片側通行の狭小路であるため、作業時間や搬入動線にも細やかな配慮が求められました。

養生足場と重機搬入の対応
足場設置は、安全性と周囲への配慮を最優先に設計。
作業中の粉塵や落下物対策として、防音シートと飛散防止ネットを二重で設置しました。
また、重機の搬入は近隣の生活に配慮して深夜帯にクレーンで吊り上げて行う特殊対応となりました。
限られたスペースでも円滑に進められるよう、事前に綿密な搬入計画と自治体への道路使用許可を取得しています。



解体作業の工夫と安全対策
RC構造ということで、重機による打ち壊し・分別搬出作業を並行して実施。
コンクリートや鉄筋の粉砕・分別搬出はすべて産業廃棄物処理業者と連携し、法令に基づいた適正処理を徹底しました。
また、騒音・振動についてもモニタリングを行い、近隣へのご迷惑が最小限となるよう時間帯や工程を調整しました。
工事完了後の評価
狭小地・RC構造・夜間作業という条件が重なる中での工事でしたが、予定通り安全に完了。
お客様からも「近隣トラブルなく無事終えてもらえて安心した」とのご評価をいただきました。
世田谷区で解体工事をご検討の方へ
KMGでは、世田谷区・杉並区・中野区・渋谷区など都心エリアでの狭小地解体に多数の実績があります。
木造・RC・鉄骨造の構造を問わず、周囲環境に応じた最適な解体計画をご提案します。
戸建て住宅・マンション・アパート・テナントビルなどの解体をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。